《完結》アーサ王子の君影草 ~ラインアーサの些かなる悩み事~
結局ジュストベルはラインアーサを説教しにだけ来たのか、その他にもあれこれと小言を吐き出し終えると部屋から出て行った。
「相変わらずジュストベルは手厳しいな……」
ラインアーサは部屋着に着替えると、大人しく寝室へと戻った。ハリが休みを取るのも珍しい事だが、今のラインアーサにとっては有難かったので素直に眠るとこにした。
ベッドに潜り込むと急激な睡魔に襲われた。兎に角今は公務やハリの事などあれこれと考えるのは諦め、素直に眠気に身を委ねる。
「……明日は、警備隊の視察に、行って。ジュリに会おう……そのあと…は」
色々考えるも上手く纏まる筈もなく、ラインアーサはそのまま深い眠りに落ちていった。そうして目を覚ましたのは、既に陽が沈み始めた頃だった。
⌘ 旅の終着 ⌘ 終
「相変わらずジュストベルは手厳しいな……」
ラインアーサは部屋着に着替えると、大人しく寝室へと戻った。ハリが休みを取るのも珍しい事だが、今のラインアーサにとっては有難かったので素直に眠るとこにした。
ベッドに潜り込むと急激な睡魔に襲われた。兎に角今は公務やハリの事などあれこれと考えるのは諦め、素直に眠気に身を委ねる。
「……明日は、警備隊の視察に、行って。ジュリに会おう……そのあと…は」
色々考えるも上手く纏まる筈もなく、ラインアーサはそのまま深い眠りに落ちていった。そうして目を覚ましたのは、既に陽が沈み始めた頃だった。
⌘ 旅の終着 ⌘ 終