《完結》アーサ王子の君影草 ~ラインアーサの些かなる悩み事~
メルティオールに胸倉をきつく掴みあげられ僅かに呼吸が難しくなる。
「相談ダと?! ではソノ時ミリアにナニかしたな?」
「違う! ……俺はメルテとミリアム嬢の邪魔を…っするつもりは、ない」
「ダマレ…!」
「想いは……言葉にして伝えないと、っ…きっとお前の言葉を、待ってる…っ」
「ウソだ!! デタラメなコトを言うな!」
「っ、、嘘じゃあない…! ミリアム嬢は、、お前の言葉が無いから不安だと……俺にっ…話をして…」
「ナゼ……オマエなんかに!」
感情の昂るまま両腕に力を加えたメルティオールにより、頚部が圧迫され呼吸は殆ど出来なくなった。
「っあ、ぐぅ…っ、ミリアム嬢は、お前の気持ちを知りたくて…っ……色々試行しているんじゃあ、ないのか?」
「!? ……ボクの、キモチ…?!」
「っ…、…幼い頃からお前と一緒いるのが、当たり前過ぎて……時々、不安にっ…なるってすごく、悩んで……くっ、ぁあ…っ」
息が限界に達して苦しさに眉を寄せる。はくはくと口を開けるがただ喉の奥が乾くばかりで気が遠くなってゆく。
「……ミリア…」
数秒の間その状態だったがメルティオールはミリアムの名を呟き静かに腕から力を抜いた。
「相談ダと?! ではソノ時ミリアにナニかしたな?」
「違う! ……俺はメルテとミリアム嬢の邪魔を…っするつもりは、ない」
「ダマレ…!」
「想いは……言葉にして伝えないと、っ…きっとお前の言葉を、待ってる…っ」
「ウソだ!! デタラメなコトを言うな!」
「っ、、嘘じゃあない…! ミリアム嬢は、、お前の言葉が無いから不安だと……俺にっ…話をして…」
「ナゼ……オマエなんかに!」
感情の昂るまま両腕に力を加えたメルティオールにより、頚部が圧迫され呼吸は殆ど出来なくなった。
「っあ、ぐぅ…っ、ミリアム嬢は、お前の気持ちを知りたくて…っ……色々試行しているんじゃあ、ないのか?」
「!? ……ボクの、キモチ…?!」
「っ…、…幼い頃からお前と一緒いるのが、当たり前過ぎて……時々、不安にっ…なるってすごく、悩んで……くっ、ぁあ…っ」
息が限界に達して苦しさに眉を寄せる。はくはくと口を開けるがただ喉の奥が乾くばかりで気が遠くなってゆく。
「……ミリア…」
数秒の間その状態だったがメルティオールはミリアムの名を呟き静かに腕から力を抜いた。