【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
「ホントにごめん……俺バカだった。」
そう言う朝陽くん。
きっと朝陽くんは今扉に向かって頭を下げていると思う……
「俺、全くさ来愛の気持ち考えてなかった。」
胸が締め付けられる……
「だからごめん……もう来愛の気持ちめちゃくちゃにしない。
後、莉子との事ちゃんと話す。」
「いい。話さなくていい……私もごめんなさい。」
私は泣いているのがバレないように
頑張って話した。
「来愛悪くねえだろ……?」
私は勢いよく扉を開けた。
「私も、私も悪いから。朝陽くんの事好きだから……」
もう何言ってんの……
私……
「来愛……ごめんな……」
そう言って私の体を優しく包んだ。