【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
「来愛。好きだよ。」
朝陽くんのその甘い声が私の体を震えさせる。
「あ、足に力……」
「よっと。ちょっとお邪魔するよ?」
そう言って私の体を軽々と持ち上げ、
部屋に入って行く朝陽くん。
そして私の部屋のベッドに私の体をおろし、
朝陽くんはカーペットの上に座った。
「来愛、今度花火大会行かねえ?」
「え?」
「浴衣着て来いよな。」
そう言ってニコッと微笑む朝陽くん。
私はうんと笑顔で返した。