【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
麻耶ちゃんと要くんもなんだかいい雰囲気。
そしてほんとはバラバラで行くことになっていたけど、
結局、4人で花火大会に向かった。
「兄貴~!!!!」
凄く遠い所から声が聞こえたとき、
朝陽くんは足を止めた。
「悪いちょっと待ってて。」
そう言って私の手を離した朝陽くん。
「これ、忘れ物。」
「うわっ!俺ケータイ忘れてた!!」
私は朝陽くんと話している男の子に見覚えがあった。