【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!





私はユウくんの顔に両手を伸ばし、
頬をはさみ、言った。



「ユウくんはそんな事しないよね。」



私は優しく声をかけた。



「ユウくんはそんな事する子じゃないでしょ

私分かる。ユウくんは優しくて、笑顔が素敵で。
凄くいい子なんだって。」



私はそう言った。



「お前に……お前に何が分かんだよ!!」



「何も!!何も分からないよ?
でも、ユウくんは綺麗な目をしてる。
だから私が勝手に思ってることかもしれないけど、
ユウくんはそんな子じゃない。」




私は訴え続けた。




ユウくんがどう思おうと、私の想っていることを真っ直ぐ伝えた。




「ごめん……」



伝、わった……?


私の上から退き、私に手を差し伸べてくれたユウくん。



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