【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
「ほら。はい。これ。」
私から離れた朝陽くんは落ちて散乱状態の参考書やノートを
拾って私に渡してくれた。
「あ、ありがとう…」
渡してもらって参考書などを、カバンに入れて、
朝陽くんと学校を後にした。
「なぁ、来愛。」
「な、なんですか?」
「そんな緊張すんなよ……
てかそろそろ、手繋ぐの慣れろよ。」
「き、緊張するよ……
だって好きな朝陽くんと手繋いでるんだよ?
ドキドキするのが普通だよ!」
私は下を向いてそう訴えた。
「はぁあ!もう、なんで、んな可愛いんだよ……」