【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
「おーい!!柊!!」
「ふぇっ!?」
ボーッとしていた私は、名前を呼ばれて
肩がビクッと震えた。
「ふぇっ!?じゃねえよ。帰んねえのか?
んでビビリすぎだよ。柊。」
そう言いながら私の鞄を持って
鞄を持っていない方の手で手招きをしている朝陽くん。
「あわわっ!!か、帰りますっ!!
ご、ごめんなさいっっ!!」
私は急いで立ち、朝陽くんから鞄を受け取った。
「いいよ。初めて話したからな。
徐々に慣れて。俺に。」
そう言って私の頭をポンと1回だけ叩いた。
もう時々優しいのとかそりゃモテますよ……
朝陽くん……