【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
そう思うんなら、
直接言って欲しいよ……
どうしてこんなこそこそするの……?
「おい、大丈夫か?来愛……?」
そう言って私の体をふわっと持ち上げたのは
「あ、朝陽くん……」
「おま、泣いてる……」
「え、っとこれは違くて……」
「しんどいのか?保健室行くか?」
朝陽くんは本気で心配してくれてる……
「えっと。少し頭痛くて……あ。でも、大丈夫だから!
下ろして!」
私がそういうと朝陽くんは「ダメだ」と
言って下ろしてもらえないまま保健室に運ばれた。