【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
アイツの思惑【朝陽side】
抱きしめていると突然来愛の腕の力が抜けた。
「来愛!!……?」
寝てんのか……?
気失ったのかと思った……
俺はちゃんと来愛を寝かせて、
来愛の顔を見ていた。
なんでこんな可愛いんだよ……
来愛の事はずっと見ていた。
入学してから来愛の姿を見たとき、
一目ぼれだった。
でも、アイツはモテてるし、
俺が近づいたところで相手になんてされないって思ってた。