【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
「あ、桐生、来愛は?」
「あ、あ。疲れてたみたいだ。」
俺は白河にそう伝えて自分の席に座った。
そして、3時間目が始まった。
俺は来愛の事が気になって
授業どころじゃ無かった。
来愛のカバンから抜いた紙には
酷いことが沢山書かれているし、
綴られていた。
授業が終わり、来愛の元へ行こうと教室を出た時
俺の名前が呼ばれた。
「あーさひ!!!」
この耳につっかえるような声で俺を呼ぶのは
莉子。