【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
ごめんね…【来愛side】
私はどれだけ寝ていたんだろう……
すごい寝てたと思う。
「ん……っ」
目を覚ますとさっきまで私の隣にいた朝陽くんではなく、
莉子ちゃんだった。
「目、覚ました?」
と、話しかけられ、私は思わず、
勢い良く起き上がった。
「ふふっ。そんな無理しないで。あたしのせいだからね。」
そう言う莉子ちゃんはいつもと雰囲気が違う。
「莉子ちゃんの…せい?」
「うん。あの紙あたしなの。ごめんね。」