【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
私も空港に行けばよかったんだけど、
今は、朝陽くんと二人で話したいだろうから
と私は、家にいることにした。
信じているからできること。
朝陽くんの事を誰よりも好きで、
信じているから待っていられる。
「ちゃんと…二人が話し出来ますように。」
私は、そう呟いて、ベッドに潜った。
もちろん、信じてるって言っても不安は凄いあるし、
何を話しているのか気になりもするけど、
私が朝陽くんに莉子ちゃんの事を伝えたのは、
二人が笑顔でいられるようにするため。
それと、私が莉子ちゃんにできる最後のお節介。
だったから…………