【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
しばらく私の体を力いっぱい抱きしめていた朝陽くん。
私はそんな朝陽くんに任せっきりで、
ずっと朝陽くんの腕の中に埋まったまま。
「あ、朝陽くんっ……?」
「来愛、俺の傍に居てくれ…ずっとだ……」
そう言って、私のほっぺを両手で挟み
キスを落とした。
とてもとても深くて甘い、キス。
それは私だけに向けられた特別なキス。
「お前だけだ」と言うような
――――キスだった。