【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
ギュッと握ってくれる朝陽くんの大きな手は
ごつごつしてて男の子の手だった。
暖かい……
ドキドキしている私の体は手にまで振動が伝わっているようで、
朝陽くんに伝わってしまいそう……
私はチラッと40センチくらい高い朝陽くんを見上げた。
やっぱりカッコいい……
私の人生たった1日でがらりと変わった。
高校生になって半年間見ていただけ。
同じクラスになっただけ。
それだけだったのに……
グンと近づいた気がする……