【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!




朝陽くんが私の元に近づいてくる。


き、気づいたの………??


本当に片目しか見えないような隙間から覗いていたのに、
それに朝陽くんは気づいてくれたみたい。


そんな……

嬉しい…



「ちょっとみんなごめんね。」


「な、何?どーしたの?朝陽くんっ!!」


「何してんの??来愛。」


中腰になっている私の前に朝陽くんが。



「え、えーっと……」

「俺の事見に来たの?」



ちょっと意地悪く尋ねる朝陽くん。



周りにいる朝陽くんの
ファンの子たちの視線が素晴らしく痛い。



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