【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!




「意地悪朝陽くん」


「んだよそれ!!」


とクスッと笑った朝陽くん。


「だって意地悪でしょ?」

「男なら誰でも意地悪っしょ!」


と誇らしげに言う朝陽くん。



「バカ。」


「はぁ?バカ来愛に言われたかねえよー!」



こんなやり取りが本当に楽しくて、
私に笑みがこぼれた。



「お前、何笑ってんだよ」


「ううん。嬉しいなーって思ってっ」



本当に嬉しいんだよ。

朝陽くんの隣に、傍に居られることが。
笑って居られることが。



「俺も嬉しいに決まってんだろ。」


「照れてるでしょ?」


私がちょっとイタズラすると朝陽くんは
私にキスを落とす。


私の顔はカァーっと言う音が
聞こえそうなくらい、赤く染まった。



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