【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
そして、ドキドキした気持ちのまま
教室に戻ると、
ニヤニヤした麻耶ちゃんと要くんが
入り口に立つ私を見ていた。
「な、何?」
私は、少し冷たく麻耶ちゃんと要くんに尋ねた。
「ん?ふふ。いやーラブラブだねぇ」
「朝陽も変わったなー」
と。
「ら、ラブラブって………」
あ!!
「もしかして見てたの!?」
2年のこの教室の窓からも体育館が見える。
きっとそうだ……
絶対そうだ!!!
「「見てた」」
2人は息ぴったりで、シンクロしていた。