【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
――コンコン
「………!!!」
ドキーっ!!!
突然朝陽くんの部屋の扉がノックされ
私達は勢い良く離れた。
「アサ兄入るよー」
扉の向こうから聞こえたのは陽菜ちゃんの声だった。
「お、おう…」
朝陽くんは少し変な汗をかきながら
そう返事をしていた。
「これ、食べて!ユウ兄と作ったの。」
「うわーっ!美味しそーっ」
陽菜ちゃんが持ってきてくれた
チーズタルトを見て私はそう言った。
「そう?良かったっ!
あ、来愛ちゃんゆっくりしていってね!」
そう言って陽菜ちゃんは朝陽くんの部屋をあとにした。