【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
チクチクする心【朝陽side】
俺は今日の放課後、クラスメイトの柊来愛の
勉強を見てやると約束して、終わったら外は真っ暗。
先に下駄箱で靴を履きかえている柊。
コイツ、小さいな……
俺と30センチ?いや、40センチ差?
なんか、小動物みてえ……
「ふっ……」
え?俺何笑ってんだよ……
俺おかしい。
そんなことを思っていると、
ローファーを履き終えた柊が俺を見ていた。
俺はそんな柊から目を逸らして急いで自分も靴を履いた。