【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
理性【朝陽side】
せっかく来愛が、誘ってきたと言うのに、
妹という名の邪魔が入った。
「ねぇねぇ!食べようよ!朝陽くんっ!!」
陽菜が持ってきたチーズタルトを見て
凄く感動している来愛が
可愛くて俺は後ろから抱きしめた。
「ちょっ!朝陽くん……」
「なんだよ。俺よりチーズタルトか?」
俺、どんな質問してんだよ………
「……あ、朝陽くんの事好きだけど、
チーズタルトも好きだもん。」
…………あのさ。
伝わってねえよなこれ。
「そうじゃねえよ。続きしねえの?」
俺がそう言うと来愛の顔は茹でダコのように紅潮した。
そんな照れっと俺まで………