【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
朝陽くんの腕のぬくもりいつも
感じていたはずなのに、
いつもよりも暖かくて、ドキドキした。
そんな事を考えていると、
朝陽くんが突然こちらを振り向いた。
「あ、来愛。起きた?」
朝陽くんの顔を見るだけで
顔が熱くなって恥ずかしさが増す。
「お、起きたよ………」
「あ、これ。服。」
そう言いながらベッドに座った私に
さっきまで着ていた私の服を手渡す。
「あ、ありがと。き、着替えてくるね。」
私は、そう言って部屋を飛び出しトイレに入った。