【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
「め、メリークリスマス……」
私は、ギュッと服の裾を握りしめ、
目を瞑りそう小さく呟いた。
「来愛」
左側から朝陽くんの顔が近づいてくる。
そして、生暖かい柔らかい
彼の唇は私の唇に当たる。
「んん……」
甘い吐息だけが部屋を暖めた。
そして、
しばらくしてから1階にいる陽菜ちゃんに呼ばれ、
私たちは階段を下りて1階に向かった。
きっと夕飯が出来たのだろう
なんて思いながら下りた。