【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
「ふっ……やっぱ可愛い。」
そう言って私と繋いでいた手をグイッと引っ張り私はまた朝陽くんの腕の中へと引き込まれた。
「ちょ……あ、あさっ……ん!!」
家の前だというのに甘いキス落とす朝陽くん。
「寒いなら暖めてやるよ。」
と唇が離れた瞬間に意地悪そうな笑みで言われてしまった。
そんなことを言われてしまった私の体温は上昇し続ける。
朝陽くんはきっと……
いや、絶対気づいている……
私が寒くて顔を赤くしていたわけじゃないと……
「朝陽くんのイジワル……」
私はそう呟いて朝陽くんに抱き着いた……