【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
「久しぶりに教えてやろうか?勉強!」
そう言いながら私を後ろから抱きしめてきた朝陽くん。
「お、教えてくれるの………??」
私の左肩に顎を置いている朝陽くんの方を見て、そう聞いた。
意外とその距離は近くて
私は照れてしまった。
「…っお前可愛いんだよ。」
そう言いながら私の向きを
180度回転させられ、
私の体は朝陽くんと向きあう形で抱きしめられた。
その時勢いがあったのか、
私の鼻は朝陽くんの厚い胸に激突して
少し痛かったけれど、
そんなことも忘れちゃいそうなくらい
ドキドキした。