【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
「お前ら何笑ってんだよ?」
俺が少し怒ったように言うと、
「え?へへ……だってアサ兄、
必死なんだもん。」
「昔の兄貴じゃ考えらんねえな!はは!」
そう言って2人は笑いを止めようとはしない。
「おい、なんだよ!!」
「兄貴、ほんとに来愛が心配なんだな。」
……
“ほんとに来愛が心配なんだな。”
当たり前だ。
俺は自分が思っている以上に
来愛が
好きなんだからな……
俺は夕飯を食べ終えるとすぐに
部屋に戻った。