【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
「なぁ……お前…」
ドキッ!!
突然低い声で話しかけられて
私の肩はビクッとなる。
「あ、悪い。」
そう言って香月くんは
話すのをやめた。
………??
「あ、ああの、は、話??ど、どうしたの?」
私は恐る恐る隣に座る香月くんを見ながら尋ねた。
「え、あ、いや。お前……補習?」
「あ、うん。私、頭悪いんだ……」
そう言って髪の毛をクシャッとすると、
香月くんは「ふっ」と鼻で笑った。