【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!



「はぁ…着いた。」


「あれー?来愛ちゃん!」

「あ、来愛!」


私の後ろから声をかけてくれたのは

陽菜ちゃんと莉子ちゃん。


「り、莉子ちゃん!!帰ってたの!?」


「そうそう。また来愛と朝陽の
取り合いしようって思って。」


「え!?」


「莉子やめなよー来愛ちゃんびっくりしてるじゃん。」


「ウソウソ!!来愛と朝陽大好きだから
そんなこともうしないよー」


そう言いながら陽菜ちゃんを置いて先に
朝陽くんの家に入っていった莉子ちゃん。


「ごめんね?莉子あーいう子だから。
私、初め苦手だったよ。」


そう言って、陽菜ちゃんは
励ましてくれた。



「あれ?陽菜ちゃんと莉子ちゃんってどんな関係?」


「私じゃなくて、
アサ兄とユウ兄の幼なじみなんだよ!
莉子は。」


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