【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
「今年も行くか!」
そう言って笑ってくれる。
私も笑顔で大きく頷いた。
「あの~ラブラブの中悪いけどさ、
あたしも行って………」
「莉子!だめだよ!!
アサ兄と来愛ちゃんがデートするんだから!」
そう言って、私と朝陽くんの会話を
盗み聞きしていたようすの二人。
はあ………
ま、いっか………
「いいよ。お前らも行こう!
もちろん夕陽も!でも、………」
朝陽くんはそう言った後、続けて話した。