【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!




「終わっちゃったね………」


「終わったね。まぁ、また来られるし!」



「うん!」



私がそう言って歩き始めたとき…………



――――パシッ!!


「え?」


腕を掴んで私の進む動きが止まる。



「どうしたの?朝陽くん…」



「これ…………」



私の左手をとり薬指に指輪をはめる朝陽くん。




「俺が大学に行って、卒業したら、






――――俺と家族になってください。」








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