【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
私の左隣りに座っている麻耶ちゃんをチラッと見ると、
眉毛をへの字に曲げて“ごめん”そう言っているようだった。
それから少し4人で話し、暗くなっていく窓の外を眺めて
麻耶ちゃんが一言。
「帰る?暗くなったし。」
「そうだな!」
そう言って要くんは麻耶ちゃんの肩に手を回した。
ラ、ラブラブだね……
ちょっと羨ましいな……
なんて思いながら俯いた。
そして、私たちは店内を後にした。