【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
そういった要。
「そ、それだ!!あ、でも知らねえ……」
俺は、ひらめいたように言ったけど、
知らないことに気づき振り出しに戻ったと
落ち込んだ時、
「それくらい教えるわよ。」
そう言って俺に携帯に表示された
来愛の連絡先と思われる番号を見せてくれた。
そして俺は、自分の携帯を取り出し、
白河が教えてくれた携帯番号に電話をかけた。
―――プルルル。
3コール程度で繋がった。
『もしもし……』
「あ、俺だけど。」
弱々しい声で来愛は電話に出た。
俺は今どこに居るのかを聞き出そうとした。
だけど……
『すみません』
そう悲しそうな声で言った後電話を切られてしまった。