【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
携帯を制服のポケットにしまった俺に
白河が尋ねた。
「どこって?」
「教えてくれなかった。
それで、『すみません』って切られた……」
「来愛ちゃんどうしたんだろ!」
白河も、要も柊を心配してる様子。
柊どこいんだよ……
「ねえ、麻耶、来愛ちゃんに何があったん?」
「あたしからは話せない。それにあたしは話さない。」
白河が話そうとしないのは
なんとなくだけど、俺がいるからだと感じた。
柊は俺のせいで様子がおかしかったのか?
なんてネガティブに考えてしまう自分がいた。
柊、ごめんな。
俺のせいだったらほんとにゴメンな。