【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
学校についた私はすぐに教室に入った。
さっき家の前にいた彼女たちは
学校内にはまだいないようで、
教室内は私一人だけだった。
いつもなら麻耶ちゃんが居るはずだけど、
今日は私いつもより早く来ちゃったからね……
私が席についてすぐに教室の前の扉が開かれた。
「おはよ。柊。」
え。この声……
「桐生くん。」
私は顔を上げて相手の名前を呼んでいた。
“クラブの朝練は?”
“要くんと一緒じゃないの?”
聞きたいことは色々あったけど、
決めたから。
朝陽くんの周りに居ないと。
話さないと。