【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!





彼女になりたくないって言ってるようなもの……




「このプリント提出ですか?」


「ああ。もちろん!ほら、早く答えろよ?」



ニヤッとイジワルに笑う朝陽くん……




「あれ?前教えたよね。分かんねえの?」



「え……」



「また教えてやろうか?俺が。“色々”。」




色々を強調して言う朝陽くんに
私は初めて恐怖感が湧いた。



私は彼の圧に負けて……



「…はい……お願いします……」




そう答えていた。




朝陽くんってこんなに意地悪で俺様でしたっけ?





私、とてつもない人に




恋しちゃったんじゃないでしょうか……




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