【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
そしてしばらく歩いていると裏路地に出た。
私たちはみんなから死角になる所で、
立ち止まって話した。
「どこか行きたいところないのか?」
「え、ええっと……」
ど、どこだろう。
なにか答えないと………
「えっとね……」
「ははは。ごめんごめん。
焦らすつもりは無かった……」
そう言って私の頭をポンポンと軽く叩いた。
「あ、あのね?洋服見たいな。」
私は朝陽くんにそう言った。
すると朝陽くんは、ニコッと笑って
「分かった」と言ってくれた。