【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
「んじゃ行くか!」
ニコッと微笑んで、私の頭を撫でた。
私も朝陽くんの笑顔につられて、
「うん!」と笑った。
そして朝陽くんの後ろをちょこちょことついて行った。
朝陽くんは私のスピードに合わせてくれた。
私は朝陽くんのそんな些細な優しさに胸が高鳴る。
「来愛、着いたぞ?」
「え?あ、うん!」
私は洋服を見るためにショップに入った。
「わぁ……可愛い……」
私はたくさん置いてある服を見て感動していた。
その時……
「あ!!来愛っ!!」
というなんともフレンドリーな声が聞こえた。