【完】“好きの大きさ”誰にも負けません!!!
「なんだよって何よ。」
「俺はもう……」
「あたしが帰ってきたのは朝陽に会うためよ。」
「なんで俺に……」
莉子は俺にグイッと近づいてくる。
「だってあたし朝陽が好きだから。」
俺は突然の莉子の言葉に驚かなかった。
何度も告白されたから。
そして付き合ってた時期があったから。
別れてからも何度か告白されたから……
そして、幼なじみだから
近い存在ではある。
「別れたときはあたしが悪かったけど、
今はもう絶対あんなことしない。」
そう真剣に言う莉子……