〔BL〕透き通った嘘
それから、俺達は街へいった。
ゲームをして、プリクラをとって、飯を食って。
そして、帰り道。
「…いやー、楽しかった!
まさか、佐藤が甘党だとは知らなかったわー(笑」
「…うるさい。」
「フツーあんなに食べるか!?」
「食べる。」
「てか、ゲーム弱ぇなー。」
「やったことないヤツだったから。」
「いや、何回やっても負けてたし。」
「芹沢てめぇ一発殴っとくか。」
「まことに申し訳ござませんでした。」
そんな会話が、楽しくて。
なんだか、このまま時間が止まればいいと思ってしまった。