〔BL〕透き通った嘘

─────────…




「ここですね、歓迎会の場所。」

「ああ、スミマセン。

ありがとうございました。」


中にはいると、普通の居酒屋のようだった。


お座敷のようなところに机が四つ並んでおり、それぞれが飲みあっている。


「お!

主役の登場だ!」


誰か、男の人の声がした。


それから、拍手。


なんだか、この雰囲気も、居酒屋も。


とても懐かしい気がした。


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