〔BL〕透き通った嘘



「はぁ~い、ミナでーす!」



…向かった先は、キャバクラだった。


そして偶然、僕の隣に佐藤が座る。



「飲んでください~!」


香水の無駄に甘ったるい香りに、むせかえりそうになる。


(初めて来た…)


少々初めてなので、戸惑う。

しかし、な…


横目でチラッと佐藤を見た。



慣れてる…。



この店の、常連なのか…?


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