キセキから始まった
やっと動いたあたしの使えない体を必死に使い、救急車を呼ぶ…





ピーポーピーポー…



それから数分後。



救急車は慌ただしくやって来て…




サッサと健を運んで行く。




「誰か付き添いで来て下さい!!」



ハッ



「あっあたしが行きます!」



無駄なくらいデカい声で叫んでしまった。





だって…そうしないとあたしはずっと泣いてしまっていただろうから…










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