『華國ノ史』
それぞれの団長が集まり、部隊長であるセブンに挨拶を済ませる。
そして本題へと移る。
誰がこの部隊の総指揮をとるのかという事であった。
正規軍であるセブンの部隊が最も人数が少ないという事もあるし、
何よりセブンは指揮を採った事も無かった。
「ウルブス殿にお任せしよう」
始めにそう言ったのは義勇軍の隊長であった。
「我々も賛成する。
実績が一番多い者に任せるべきだ」
続いて賛成したのはボルト亡命軍の女隊長である。
「我々は独自でやらせてもらう」
教会騎士団の代表はこれに反対する。
ジェノス
「指揮が乱れれば、混乱を招くぞ?
大人しく従えよ」
教会騎士団長
「それは出来ん相談だな。
傭兵やボルト族、それにお子様部隊と年寄りと共同戦線を貼れというのか?」
ジェノス
「外に出て剣で決着をつけるか?
その石頭を真っ二つに割って欲しいか?」
教会騎士団長
「遠慮しよう。
盗賊崩れと交わす下劣な剣は持ち合わせていないのでな」
ジェノスは一瞬で腰から剣を抜き教会騎士団長の机の前に投げ刺した。
ジェノス
「お前の剣に触れる事なく殺せるぜ?」
教会騎士団長
「剣を投げるとはね、今の貴方は丸腰ですよ?
やはり頭はよろしくないようだ」
ジェノス
「丸腰じゃなきゃ戦いになんねーよ」
ウルブス
「まあまあ、私はあくまでもセブン殿の部下です。
故にセブン殿にアドバイスはしますが、指揮権は彼に…
それでも宜しいですかな?
フィナレ教会騎士団は後方支援をお願いしたい」
ジェノス
「俺らのケツでも眺めてろ」
教会騎士団長
「汚い尻をね」
喧騒の中、セブンはウルブスの発言に戸惑ったが、
ウルブスにはいつも深い考えがある事を知っていたので、
セブンはそれを受け入れるしかなかった。
そして本題へと移る。
誰がこの部隊の総指揮をとるのかという事であった。
正規軍であるセブンの部隊が最も人数が少ないという事もあるし、
何よりセブンは指揮を採った事も無かった。
「ウルブス殿にお任せしよう」
始めにそう言ったのは義勇軍の隊長であった。
「我々も賛成する。
実績が一番多い者に任せるべきだ」
続いて賛成したのはボルト亡命軍の女隊長である。
「我々は独自でやらせてもらう」
教会騎士団の代表はこれに反対する。
ジェノス
「指揮が乱れれば、混乱を招くぞ?
大人しく従えよ」
教会騎士団長
「それは出来ん相談だな。
傭兵やボルト族、それにお子様部隊と年寄りと共同戦線を貼れというのか?」
ジェノス
「外に出て剣で決着をつけるか?
その石頭を真っ二つに割って欲しいか?」
教会騎士団長
「遠慮しよう。
盗賊崩れと交わす下劣な剣は持ち合わせていないのでな」
ジェノスは一瞬で腰から剣を抜き教会騎士団長の机の前に投げ刺した。
ジェノス
「お前の剣に触れる事なく殺せるぜ?」
教会騎士団長
「剣を投げるとはね、今の貴方は丸腰ですよ?
やはり頭はよろしくないようだ」
ジェノス
「丸腰じゃなきゃ戦いになんねーよ」
ウルブス
「まあまあ、私はあくまでもセブン殿の部下です。
故にセブン殿にアドバイスはしますが、指揮権は彼に…
それでも宜しいですかな?
フィナレ教会騎士団は後方支援をお願いしたい」
ジェノス
「俺らのケツでも眺めてろ」
教会騎士団長
「汚い尻をね」
喧騒の中、セブンはウルブスの発言に戸惑ったが、
ウルブスにはいつも深い考えがある事を知っていたので、
セブンはそれを受け入れるしかなかった。