『華國ノ史』
※以下本文とは関係ありません

「突撃の猛将
 煌皇国五大将軍 武将
    ラドル・キュバイン」 

 2月会戦では出撃回数70を越える。
 
 南大陸で純粋な武技の頂点。

 幼少期より怪力に恵まれるが細身であった彼は噂の的であった。


 それを耳にした同将軍ボーワイルドに誘われ引き取られる。


 戦いの度に自慢の斧が深く傷つく為、彼は斧を消耗品と考えている。


 義には厚いが普段から好戦的な態度が目立つ。


「キュバインを見たら耳を塞げ」

 
 そう言われる程戦場では叫ぶ事が多い。

 称号は突撃と猛将。
 


「無慈悲なる強襲者
  煌皇国五大将軍 大翼
   エンダレイス・ゼレイド」

 ワイバーン百騎兵を率いる煌皇軍の空軍。

 
 ワイバーンは気性が荒く、従順性に欠ける生き物である。

 
 それを屈服させ、従わせるにはそれなりの実力が必要である。

 
 過去に敵の急襲に会いワイバーンに投げ出され大怪我を負うが直ぐに復帰する。

 
 彼の精神力は他の者に比べ遥かに高かったという逸話が多く残っている。

 
 ワイバーンのかなきり声を聞いたら華國の武将は即座に盾を空に構えるという。

 
 ゼレイドの弓は戦場では何のドラマも無く極あっさり命を絶つのである。



「厄災の幻術師
  煌皇国五大将軍 魔導
    ブレイナロ・レイナス」

 謎の多い将軍。

 出生、入隊経歴など不明であり、一説には皇帝の血筋であるとされている。

 
 五大将軍の中で唯一の魔法使い。

 
 彼自体に脅威はさほど無いが、軍力と合わされば恐ろしいまでの効果がある。

 
 独立反乱軍の街を幻術で無抵抗にさせた後、

 惨殺した事件は煌皇国内でも問題となっている。


 自身に攻撃力が無い為、巨大な地龍に乗っている。

 どちらも雪狼族に葬られる。

 没年45歳。


 【煌皇国武将名鑑】より
 

 
  
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