『華國ノ史』
教会騎士団長サジは休むセブンを見つけるやいなや駆け寄り、
膝を折り頭を下げた。
サジ
「その剣は希望の剣、あなたの使った魔法は龍が扱う魔法とお見受けする。
なれば、フォロフォロ様からその剣を受け取った事も誠でしょう」
セブン
「ええ、どうしました?」
サジの態度が急に変わったのでセブンは不思議に思った。
サジ
「その剣は女神フィナレ様が遣わされた聖なる剣。
正義王が没した頃より、見識高き龍に渡されたと」
セブン
「それがフォロフォロ様?」
サジ
「その通り、そして正義王は聖龍フォロフォロ様に言われたのです。
世が荒廃し、戦乱となればこの剣を心正しく強き者に託せと」
セブン
「僕はただ、魔力のお礼にと渡されただけです」
サジ
「いや、その剣はそんなに安い物ではありません。
そして私は見た。
死の淵に立った我々を救う女神の光を…
それを握っていた貴方を、貴方の強さを!」
サジの後ろにはいつの間にか教会騎士団が集まっていた。
サジ
「我らはこれより、選ばれし聖騎士セブン様の守護騎士となる事をお許し下さい。
いかなる命にも応じます。
ご命令を!」
セブン
「大袈裟ですね。
でも今は何より貴方達の力が必要だ。
我々が回復するまで他の軍団同様、守備に着いて頂けますか?」
サジ
「光栄です。
承知しました。ゆくぞ!」
セブン
「みんなと仲良くね、勿論ジェノスとも」
サジ「…ご命令とあらば」
膝を折り頭を下げた。
サジ
「その剣は希望の剣、あなたの使った魔法は龍が扱う魔法とお見受けする。
なれば、フォロフォロ様からその剣を受け取った事も誠でしょう」
セブン
「ええ、どうしました?」
サジの態度が急に変わったのでセブンは不思議に思った。
サジ
「その剣は女神フィナレ様が遣わされた聖なる剣。
正義王が没した頃より、見識高き龍に渡されたと」
セブン
「それがフォロフォロ様?」
サジ
「その通り、そして正義王は聖龍フォロフォロ様に言われたのです。
世が荒廃し、戦乱となればこの剣を心正しく強き者に託せと」
セブン
「僕はただ、魔力のお礼にと渡されただけです」
サジ
「いや、その剣はそんなに安い物ではありません。
そして私は見た。
死の淵に立った我々を救う女神の光を…
それを握っていた貴方を、貴方の強さを!」
サジの後ろにはいつの間にか教会騎士団が集まっていた。
サジ
「我らはこれより、選ばれし聖騎士セブン様の守護騎士となる事をお許し下さい。
いかなる命にも応じます。
ご命令を!」
セブン
「大袈裟ですね。
でも今は何より貴方達の力が必要だ。
我々が回復するまで他の軍団同様、守備に着いて頂けますか?」
サジ
「光栄です。
承知しました。ゆくぞ!」
セブン
「みんなと仲良くね、勿論ジェノスとも」
サジ「…ご命令とあらば」