『華國ノ史』
それらは全くの真実であるとセブン達は思った。
セブン達が水晶山の迷宮入り口に差し掛かると奇妙な物が待ち構えていた。
それは蝋燭を尾で掴んでいる蜥蜴であった。
その蜥蜴は舌をチロチロ動かし迷宮へとセブン達を導き出した。
初めは警戒していたセブン達であったが、次第に彼は我々の道案内をしていると分かる。
そこに水晶の壁があると思える場所をそのまま通過した。
光の具合でそこに壁がある様に見えていたのだ。
更に深い裂け目にしかみえない谷を透明な水晶の橋が架かっている事を教えてくれた。
下り坂を上り、見えない梯子が着いた壁を登った。
虚実入り乱れるこの山の案内人はやがて山の中心であり頂上へとセブンを誘った。
巨大な一本の水晶が地面と垂直に延びている。
八面体の巨大な水晶柱の一面に秘密の入り口があり、そこに入った瞬間内側が見て取れた。
外側からは気づかぬ様に作られた魔女の隠れ家がそこにあった。
セブン達が水晶山の迷宮入り口に差し掛かると奇妙な物が待ち構えていた。
それは蝋燭を尾で掴んでいる蜥蜴であった。
その蜥蜴は舌をチロチロ動かし迷宮へとセブン達を導き出した。
初めは警戒していたセブン達であったが、次第に彼は我々の道案内をしていると分かる。
そこに水晶の壁があると思える場所をそのまま通過した。
光の具合でそこに壁がある様に見えていたのだ。
更に深い裂け目にしかみえない谷を透明な水晶の橋が架かっている事を教えてくれた。
下り坂を上り、見えない梯子が着いた壁を登った。
虚実入り乱れるこの山の案内人はやがて山の中心であり頂上へとセブンを誘った。
巨大な一本の水晶が地面と垂直に延びている。
八面体の巨大な水晶柱の一面に秘密の入り口があり、そこに入った瞬間内側が見て取れた。
外側からは気づかぬ様に作られた魔女の隠れ家がそこにあった。