『華國ノ史』
西に集結していた華國軍は三分した。
第一団はトリートが全権を握り、
指揮官が補助をするという形をとり、艦隊が停泊する港街赤い海猫の巣へと向かう。
第二団は艦隊運用はカッツが担い、
事実上の指揮はクラッシュが担当した。
第三団であるセブン達は煌皇軍を欺く為に東の関所を目指した。
既に東の関所の出口にある要塞までは攻略されていた為もあり、
敵の進行を遅らせる為、西の関所の大橋はまたも落とした為に退却困難であったからでもある。
先の戦いでの指揮能力を買われ大役を担ったセブンは今までの様に狼狽はしなかった。
支えてくれたウルブスは居なかったが信頼でき、
また優秀な人材が多く集まっていたからである。
彼等はセブンの元に集い、指示を待っていた。
セブンの姿が見えると兄弟二人が真っ先に駆け付けた。
トール
「また一緒に戦えるな。
指示には従うが俺を参謀にしろ」
マッチョ
「兄貴が参謀なら軍が全滅だ」
鉄鎖傭兵団
ジェノス
「お前等ちょっとは自重しろよ、
何回助けに行ったとおもってんだ?」
華護義勇軍
エイブルス
「懐かしい雪狼族までいるとはな、
この軍は強いぞ」
雪狼族
レア
「ああ、我等に任せろ。
南を蹂躙してやる」
フィナレ教会
サジ
「野蛮だが、フィナレ様を信仰しているというならジェノスのとこよりましか」
ボルト族
スピア
「この一団に参加出来る事を誇りに思います!」
トリート親衛隊
「永く苦労を共にしたトリート様と別れる事になるとは」
グットマン
「選ばれた、選ばれた!」
コボルトの戦士グットマンは舌を出し、尻尾を振って喜んでいた。
第一団はトリートが全権を握り、
指揮官が補助をするという形をとり、艦隊が停泊する港街赤い海猫の巣へと向かう。
第二団は艦隊運用はカッツが担い、
事実上の指揮はクラッシュが担当した。
第三団であるセブン達は煌皇軍を欺く為に東の関所を目指した。
既に東の関所の出口にある要塞までは攻略されていた為もあり、
敵の進行を遅らせる為、西の関所の大橋はまたも落とした為に退却困難であったからでもある。
先の戦いでの指揮能力を買われ大役を担ったセブンは今までの様に狼狽はしなかった。
支えてくれたウルブスは居なかったが信頼でき、
また優秀な人材が多く集まっていたからである。
彼等はセブンの元に集い、指示を待っていた。
セブンの姿が見えると兄弟二人が真っ先に駆け付けた。
トール
「また一緒に戦えるな。
指示には従うが俺を参謀にしろ」
マッチョ
「兄貴が参謀なら軍が全滅だ」
鉄鎖傭兵団
ジェノス
「お前等ちょっとは自重しろよ、
何回助けに行ったとおもってんだ?」
華護義勇軍
エイブルス
「懐かしい雪狼族までいるとはな、
この軍は強いぞ」
雪狼族
レア
「ああ、我等に任せろ。
南を蹂躙してやる」
フィナレ教会
サジ
「野蛮だが、フィナレ様を信仰しているというならジェノスのとこよりましか」
ボルト族
スピア
「この一団に参加出来る事を誇りに思います!」
トリート親衛隊
「永く苦労を共にしたトリート様と別れる事になるとは」
グットマン
「選ばれた、選ばれた!」
コボルトの戦士グットマンは舌を出し、尻尾を振って喜んでいた。