『華國ノ史』
※以下本文と関係ありません

 「反骨のグローブ」

 セブンが身に付けている皮製のグローブ。

 関節部分に金属ガードが施されている。

 これも希望の剣と同じく失われた古代魔法技術が組み込まれている。

 
 魔力を注げば魔法障壁が術者を包む。


「瞬きのベルト」
 
 華國の国宝。

 星の魔法使いが身に付けていたとされる。

 殺意ある者がこれを着けた者を見るとぶれて見える。

 影の精霊の尻尾とされているが詳細は不明


「紺碧のマント」

 紺碧色のマント。

 人語を解し、知識豊富な蒼の霊獣の毛を、見識高い亡霊が好むとされる闇浮きの水に浸す。

 
 それを死ぬ間際に悟りを開くと言われるパックの仏鳥の血で染める。

 
 精製法は確立されていたが、大金がかかり、実際に作った者はその道楽者意外はいなかった。

 
 装備者に見識と知恵を授けるという。

 


「ミスリル銀」

 滅んだドワーフ族の異物。

 ドワーフ意外が加工するには魔法と特殊な薬品が必要である為、実質加工には多大な労力がいる。

 
 ケイロンがコレクションから多くを使いそれを実現させた。

 並の剣も槍も通さない上に装備者の負担とならない程軽い。


 
 加えてセブンの装備一色で立派な城が2つ立つと言われている。



【失われた物の声】より
 著者 ケイロン


 

 
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