『華國ノ史』
安心して、疲れた二人はその場に崩れる様に座り込んだ。
するとさっきまで争っていた龍の尾の先端が壁の一部に文字を削っていた。
息を整えながらカトリがそれを読む。
カトリ
「お辞儀をしろ、戦った後も。
弱いから鍛えてやろう。
いつでも来い。
ウロコを奪ってみろ。
奪えたならくれてやろう」
セブンは言われるままお辞儀をした。
カトリ
「ここの事は秘密だぞ?だって」
セブン「僕はセブン」
カトリ
「私はドラゴンの尻尾だ。だって」
セブン
「ステレス発散になるね」
カトリ
「ストレスだろ?確かにな、
こんなに体を動かしたのは久しぶりだ。
また来ます!」
龍の尾は手を降るように左右に揺れた。
セブン
「びっくりしたね!みんなも驚くぞー」
カトリ
「教えたいけど秘密にしろって言われただろう?
怒ると怖いんだぞドラゴンは」
セブン
「そっか、約束だもんね、でもあれは龍の尻尾だけだよ?」
カトリ
「きっとバルデスが切り取ったドラゴンの尻尾にアンデットの魔法か何か仕掛けたんだろうな、
あれが眠りドラゴン城の名前の由来かもな」
セブン
「無知なる者の止まり木の尻尾だね」
カトリ
「校舎裏だもんな、まあこの発見は発表したいけど黙っておこう。
そのうち日記に書いて、次の世代がまた見つけるようにしよっと」
セブン
「それかっこいいね、次の探検隊も喜ぶよ」
カトリ
「だな!じゃあ俺らも有名な魔法使いの日記を探しに行こうぜ、なんか書いてあるかも」
セブン
「読めないからカトリが担当ね」
カトリ
「じゃあ当分はおれが隊長だな」
隠し扉が勝手に開き、二人は意気揚々と引き揚げた。
するとさっきまで争っていた龍の尾の先端が壁の一部に文字を削っていた。
息を整えながらカトリがそれを読む。
カトリ
「お辞儀をしろ、戦った後も。
弱いから鍛えてやろう。
いつでも来い。
ウロコを奪ってみろ。
奪えたならくれてやろう」
セブンは言われるままお辞儀をした。
カトリ
「ここの事は秘密だぞ?だって」
セブン「僕はセブン」
カトリ
「私はドラゴンの尻尾だ。だって」
セブン
「ステレス発散になるね」
カトリ
「ストレスだろ?確かにな、
こんなに体を動かしたのは久しぶりだ。
また来ます!」
龍の尾は手を降るように左右に揺れた。
セブン
「びっくりしたね!みんなも驚くぞー」
カトリ
「教えたいけど秘密にしろって言われただろう?
怒ると怖いんだぞドラゴンは」
セブン
「そっか、約束だもんね、でもあれは龍の尻尾だけだよ?」
カトリ
「きっとバルデスが切り取ったドラゴンの尻尾にアンデットの魔法か何か仕掛けたんだろうな、
あれが眠りドラゴン城の名前の由来かもな」
セブン
「無知なる者の止まり木の尻尾だね」
カトリ
「校舎裏だもんな、まあこの発見は発表したいけど黙っておこう。
そのうち日記に書いて、次の世代がまた見つけるようにしよっと」
セブン
「それかっこいいね、次の探検隊も喜ぶよ」
カトリ
「だな!じゃあ俺らも有名な魔法使いの日記を探しに行こうぜ、なんか書いてあるかも」
セブン
「読めないからカトリが担当ね」
カトリ
「じゃあ当分はおれが隊長だな」
隠し扉が勝手に開き、二人は意気揚々と引き揚げた。