flowergirls library Ⅱ
「見た。・・・・あんな人生だったんだね」
「・・・・はっずかしぃなぁ~。見られるなんて。しかも、すっごいなっさけなぁ~い話」
ユウイは静かに笑った。
「・・・・今でも駄目なんだ。暗い所。だって、寂しいじゃん?独りだし・・・・あ、別に同情誘って入らないように仕向けてるわけじゃないよ?マジで」
慌てたように言う。
「・・・・ユウイが入らないと駄目なのか?」
「知らなーい。試してないし。あ、他の人だと駄目だった。部屋、壊れちゃった」
「じゃあ「言っとくけど、部屋はすぐに元に戻ったよ?マジで」
悲しそうに言った。
「取りあえず、元に戻ろうか。話、付けてあげる」
「・・・・聞かれたのが、蒼で良かったかも」
ユウイはクスリと笑った